乙女の塔 Qız Qalası

この塔は紀元前8〜7世紀にゾロアスター教の礼拝所として造られたという説がある。塔の名前の由来はいろいろあるが、当時の王に言い寄られた娘が、自分の身を哀れんで塔から身を投げたというものもある。現在の建物は12世紀に再建されたもので、高さ28メートル、内部は8階建てで博物館になっている。狭くて急な階段を屋上までのぼると、カスピ海を見渡すことができる眺めのよい景色が待っている。

■Neftçilər prospekti ■10:00〜19:00(4〜10月) 9:00〜18:00(11〜3月) ■012-4928304 ■入場料15マナト

この記事は書籍「カスピ海の至宝 アゼルバイジャン(2016年5月出版)」に掲載されたものです。情報は2016年3月の取材時のものとなります

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